どうも、田端5丁目改め西日暮里3丁目在住のyukkyです。
自宅の近くの諏方神社(すわじんじゃ)で、毎年恒例の節分祭が開催されるとのことで足を運んでみました。この節分祭がいつから開催されているのか分かりませんが、消防団の長老の方曰く「ぼくが生まれた頃からあった」そうなので少なくとも60年前には同じように節分をやっていたようです。
全くどんな感じか知らなかったのですが、訪れてみると400人以上の人が詰めかけるビッグイベントだったのです!せっかくなので、その様子をレポートしたいと思います。
本格的な節分の現場とは
実は、実家で子どもの頃にやっていた豆まきを除けば、節分らしい行事に参加するのは初めてです。
しばらく前から、境内の掲示板に節分の予告が出ていたのは知っていたのです。
が、当日になって「今日節分じゃん!」と気づいて、時計を見ると開始10分前。慌てて家を飛び出したのでした。
驚き!400人が集う神社の境内!
現地に到着したところ、私の想像を遥かに超える状況となっていました。
説明するより先に写真をご覧いただいたほうが良いと思います。
普段は閑散としていて、鳥と(今の時期はいませんが虫と)木々の葉や枝がささやく音しか聞こえない境内なのですが、この日ばかりは熱気に溢れていました。
その数、ザッと300〜400人。豆まきが行われる能舞台を中心に、とにかく人、人、人。前に全く進むことができません。
そしてびっくりしたのは、幼稚園〜小学生くらいのお子様の多さです。3分の1くらいは子どもたちだったと思います。
たしかにすぐ近くには日暮里第一小学校があります。
とはいえ、普段このあたりで生活している延長線では、こんなにもたくさんの子どもたちが東京のど真ん中の神社に集結するようなことがあるなど、想像だにしていませんでした。
豆まき開始!
定刻を少し過ぎて、いよいよ豆まきのスタートです。
能舞台に増設された花道から袴に身を包んだ一行がやってきます。
最後までよくわからなかったのですが、町会のエライ人や小中学校の関係者、そして年男・年女の人たちの代表者が豆をまく役を務めていたようです。
花道から舞台に全員が到着すると、司会の人から掛け声がかかり、豆まきが始まります。
「鬼は〜外!(鬼は〜外!)福は〜内!(福は〜内!)」
といっても、豆そのものをまくわけではありません。
豆は白い袋に入った状態で、放り投げやすくなっています。また、豆以外にもスナック菓子や、カラービニールボールなども撒かれていました。
そんなに遠くまで豆やスナック菓子は飛ばないのですが、少年野球チーム所属と思しき小学生たちが、良いフォームでビニールボールを最後列まで遠投して届けている様子は楽しかったです。
撒くものが無くなってしまうと、一回全員引き上げるのですが、しばらくしてまた別の一団が現れ、豆まきをして引き上げて、という一連の流れを6回くらいやったところで節分祭は終了となりました。
写真を撮るために後ろのほうにいたのですが、やっぱり豆は欲しいじゃないですか。
ということで、5回目、6回目には撮影を諦めて前のほうに進み、両手を掲げて豆争奪戦へと参戦しました。
・・・・何の成果も得られませんでした。(ので写真もありません・・・ガッカリ。)
諏方神社とは?
諏方神社は西日暮里駅から徒歩2分、日暮里駅と西日暮里駅の間に位置する高台にあります。
その名もずばり諏訪台と呼ばれるこの高台に鎮座しているのが、節分祭が行われたこの諏方神社です。
この神社の歴史は鎌倉時代までさかのぼります。
全国におよそ25,000社あるといわれる信濃の諏訪大社を本社とする諏訪神社の一つで、創建は1202年と言われています。
今の日暮里、谷中にあたる村々の守り神として、古くから信仰を集めてきました。
春は桜、秋は紅葉もきれいな境内です。
また、毎年8月には例大祭があります。お神輿はもちろん出店も所狭しと立ち並び、多くの人で賑います。
節分にも浅草などのように、特に芸能人が来るわけでもありません。それでもこんなにも多くの人が集まるのは、やはり地元のイベントとして親しまれていることの証でしょう。
そんなお祭りが、ホームの音が聞こえるくらい西日暮里駅の本当にすぐそばで行われているのです。
田端、日暮里周辺に引っ越してきた方は、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
諏方神社 基本情報
神社名:諏方神社(すわじんじゃ)
ホームページ:https://www.city.arakawa.tokyo.jp/kanko/jishajiin/nipporijinja/suwajinja.html
定休日:なし
営業時間: なし(※24時間自由に境内には入れます)
住所:東京都荒川区西日暮里3-4-8
アクセス:西日暮里駅から徒歩2分
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