どうもさくさく(@pirorin39)です
好きなものに理由なんていらない。それは人でもモノでも、料理だとしても。理由を言えないこともないが、どこか理屈っぽくなってしまう。
「いつのまにか好きになっていた」タイ料理における僕の好きはこの類である。そんなタイ料理が本格的に味わえるお店が田端あったなんて最高じゃん。
目次
「ポムタイ料理」南タイの家庭料理が味わえるぞ!
本格的な南タイの家庭料理が味わえる「ポムタイ」さん。
タイの現地を思い出させるような幕一枚でお店をアピールする感じ、その幕にプリントされたシェフらしき人の写真。空港やホテルにいっぱいありそうな像たち。
お店に入るのにはすごい覚悟がいるけど、この日本人ウケを狙ってないたたずまいに本物を感じます。
夜になるとまた雰囲気が出てくるぞ!
「えっ?これってお店の名前?」正直思いましたよね。名前も日本人にはつけられないセンスです。この違和感が現地っぽいですよね。だんだんと興味が高まってきませんか?
それではさっそく中へ入っていきましょう!
タイ大使館出身、料理歴30年のベテランシェフ「ポム」さん
このお店は日本のタイ大使館出身、料理歴30年のポムさんがシェフをつとめています。
▲ポーズもばっちりなポムさん
まさかタイ大使館で働いていた敏腕シェフがこんな田端にいるとは!外観からは現地の屋台っぽいお店を想像していましたが、まさかの経歴にビックリです。
シェフをつとめるポムさん(妹)とホールで注文を取るポムさん(姉)の姉妹で基本的にはお店をやっており、ポム姉妹のタイ料理のお店ってことで「ポムタイ料理」っていうお店の名前だったのですね。
お店の名前の由来もわかったところで料理の方を紹介していきますよー!
タイ南部のカレー系メニュー「ホーモック」
山が7個???
なんじゃこりゃ!
見た目はかわいいけど何がなんだか全くわかりません。この状態だと料理かどうかもわかりませんよね。
蓋を開けてみるとこんな感じです。
???パッと見だと一口サイズのカレー?かたこ焼きっぽく見えますね。中身を見てもどんな料理なのか想像がつきません。
この料理は「ホーモック」というタイ南部の家庭料理。 白身魚をすりつぶしてカレー味にしたものを蒸した料理で、タイの独特な香辛料がたっぷり使われています。
特徴的な料理器具は素焼きの陶器で出来ており、蒸すことで陶器ならではの独特な香りを出します。「ホーモック」はバナナの葉で作るパターンもあるみたいです。
初めて食べた料理だったのですが、あまり味わうことのない食感と香辛料の感じが海外で異文化の食事をしている気にしてくれます。まだ食べたことない料理が味わえるのって日本では中々出来ない体験なので新鮮ですよね。
ポムさんによるとこの「ホーモック」を食べられるお店は日本にはほぼないとのことでした。
ホーが「包む」でモックが「蒸し焼く」で「ホーモック」なんだって!
激辛好きにオススメ「クアクリング」
▲「クアクリング(1000円)」
メニュー見てみると唐辛子マークが10個ついてたんですけど、食べたことないっていう甘い気持ちで注文をしてみることにしたんです。いざ目の前に出されて見た目はそうでもなかったんですけど、この「クアクリング」めちゃめちゃ辛いです!
蒙古タンメンとか好きな人とかにはぜひとも食べて欲しいタイプの料理ですね。お尻まで刺激されちゃうタイプのやつ。本当にめちゃめちゃ辛い!
これ単品だと食べきることができなかったのですが、ご飯と一緒にならなんとか食べられるくらい僕的には辛かったです。“つらい”じゃないよ“からい”ですからね!
ビールも進むやつだぁーーーー!!!カラーーーーイ!!!
▲タイのビール3種(各600円)と一緒にどうぞ
タイ料理の定番料理と言えば・・・
タイ料理の定番と言えば「トムヤムクン」や「ガパオライス」などがありますよね。
どのタイ料理屋さんにもあるこちらの定番タイ料理。もちろんポムタイさんにもあります。
▲世界三大スープの「トムヤムクン(800円)」
▲ランチで食べられる「ガパオライス&グリーンカレー(800円)」
他にも本格的なタイ料理が味わえるのでぜひぜひ食べてくださいね。
▲「ガイヤーン(800円)」
▲こちらは自家製発酵ソーセージ「ネーム(800円)」という料理
さっぱりしたタイのビールとの相性抜群!お酒のつまみにはいい料理ですね。
「コプンカ〜(ありがとう)」が飛び交うお店
初めてこのお店を訪れた時にはホールのお姉さんが注文を取るたびにすごい笑顔で「コプンカー(日本語でありがとう)」と言ってくれた印象が強かったんですよね。
▲頭の中のイメージはこんな感じ
「コプンカ〜」=「ありがとう」の意味なのですが、料理のオーダーをとる度、話す度に言ってくれるのですごい感謝の気持ちが伝わってきます。こちらも思わず感謝の気持ちを伝えていました。
ちなみに「コプンカ〜」というのは女性がいう場合で、男性の場合は「コプンカップ(クラップ)」と語尾が変わるんですよね。
料理も美味しいし、タイ語も親切に教えてくれるし、ポム姉妹も笑顔が素敵ないい人たちだし、いいことだらけー!!!
このお店のおかげでさらにタイ料理が好きになりました。
「ポムタイ料理」場所情報詳細
店舗名:ポムタイ料理
定休日:なし
営業時間:11:00〜15:00、17:00〜22:00
座席数:30席
住所:東京都北区田端5-2-13 久正コーポ 1F
電話番号:03-5814-8028
アクセス:田端駅北口から徒歩2分
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