※この記事は田端本のクラウドファンディング企画のリターンとして取材をさせて頂いたものを掲載しております。
どうもさくさく(@pirorin39)です。高齢者にとって必ず必要となるデイサービス。食事や入浴といった日常的な支援をすることは高齢者のとっても必要なことですが、その人の家族を支援することにも繋がります。今回は新三河島にあるデイサービス知恵の輪さんを取材してきました。
そもそもデイサービスとは?
デイサービスとは介護保険サービス「通所介護」の通称のことを言います。利用者は宅で日常生活を送りながら施設に通い、食事や入浴などのサービスを受けることが出来ます。訪問介護もやっている場所もあるのですが、デイサービスは基本的には自宅の近くの場所に通います。
今後高齢者が増えていくと言われている日本では欠かせない仕事の1つになっており、地域の人にとっても重要な場所になっています。僕自身介護の経験などがありませんが、家で1人で介護をするとなると出来ないこともありそうですし、身体的なサービスだけでなく精神面でも助かるということが想像出来ます。デイサービスは高齢化していく社会にとって必要不可欠なものと言っても過言ではありません。
デイサービス千恵の輪はどんな施設?
今回オンラインで取材させて頂いた「デイサービス千恵の輪」さんは新三河島駅から徒歩4分程度、冠新道商店街の近くにあります。
日常生活動作に着目して、高齢の方がお若い時から自宅にて当然のように炊事・掃除・趣味でなさってきたことを危ないからと言って止めるのではなく、特に調理については調理から盛り付け・配膳などを手伝って頂き、デイサービスでのお食事はすべてデイサービス内で調理しています。
お風呂、トイレは一般家庭のものと同じものを設置することで自宅での日常動作を1人でもしっかり出来るような形をとっています。
全員で同じ動作を進めるような事はせず、ご自宅で過ごされるのと同じように自由にいろいろな方とのおしゃべりを楽しみながらお茶を飲み、会話をすることによりどうしても感じてしまう疎外感を除く工夫をしています。
千恵の輪ならではユニークな取り組み
地域の方との関りを持つことに力を入れ、ボランティアの方に来ていただき書道・折り紙・紙芝居など一人一人の残存機能、得意分野を探しながらレクリエーションの時間を充実させています。
荒川区では地域のイベントが多く開催されていますが、「デイサービス千恵の輪」の運営母体である株式会社シーキューブとして森のマルシェ、遊園地通り商興会マルシェ、花フェスなど、デイサービスで作成したものを地域イベントで出店しております(現状では新型コロナの影響で、自粛中) 。
他にもこの施設で特徴的だと言えるのが壁一面に映すことの出来るこの大きなプロジェクター。
通常の施設ではテレビ・カラオケの設置が多いのですが、壁一面を使いプロジェクタを設置して、ユーチューブで好きな場面、歌、映画など映しそれを話題の中心として盛り上がっています。特に自分の住んでいた昔の場面を移すととても喜ばれています。
スタッフには介護経験歴20年の者から基礎研修を終えて介護業界に入ってきている若者まで多彩といえば多彩のスタッフです、それぞれが介護に対する責任感を持ちながらケアしています。
運営している「株式会社シーキューブ」は「デイサービス知恵の輪」だけでなく「ヘルパーステーション」「ケアプランセンター」と他にも色んな介護事業を行っています。社長の三ツ木さんは元々コンピューターシステムの会社として設立したのですが、7年前に人との繋がりをもっと持つべきだと考え介護事業へとシフトという一風変わった経歴を持っています。
介護事業は地域に繋がり、地域で行っていくものだということに気づきコンピュータ技術をもって地域の活動に積極的に参加しています。
企業情報
代表者:代表取締役 三ツ木直樹
住所:東京都東尾久3-30-6ロイヤル201
ホームページ:http://mitsugi.s5.valueserver.jp/www.c3inc.co.jp/
施設情報
住所:東京都荒川区西日暮里6丁目15番11号
電話番号:03-6807-6883
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