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田端のアンティーク着物屋さん「福助堂」
ここは何をやってるお店なんだろう?
目の前のみちを通るたびにずっとそう思っていました
看板には古美術、古きもの、カフェと書いてありますが、
着物を着ることもほぼほぼない僕にとってはハードルがめちゃめちゃ高い!!
でも今回は思い切って入ってみることにしました
店に溢れんばかりのはぎれや着物、帯たち
「福助堂」さんは中古の着物を扱う布や、着物をメインにやられているお店です
入ってみると圧倒されるほどの布の量!!
布!布!布!
見渡すと本当に布ばかりです
販売している商品の数は5,000を超え、もう把握できないほどになっています
店の外観からは想像できないお店だったのでいい意味で裏切られました
店内はどこか懐かしいおばあちゃんの香りような匂いとポップなミュージック
店内で作業する店長の阿良田さん
すごい居心地のいい空間が「福助堂」さんには広がっていました
はぎれを10cm単位で販売している場所は少なく、「福助堂」さんには全国からお客さんがいらっしゃいます
着物が大好きな外国人の方もきたり、時代劇などに使う着物を求めて買いに来るなんてことも!
古布(こふ)を利用した雑貨もたくさん!
店内にはかわいい布雑貨がたくさんありました
布のブローチがあったり、
布をつまんで作る「つまみ細工」
七五三などの時につるして飾る「つるし雛」
家紋マカロン
かっぱのお人形さん
ふうせんかずらの種と布で作ったおさるさん
店内にあるものは全てスタッフさんの手作りでかわいいものばかりです
「福助堂」店長の阿良田さんにインタビュー
店長の阿良田(アラタ)さんにお話を聞いてきました
温かく迎えてくれた店長の阿良田さん
家の近くに空き物件(元々は麻雀屋)が出て、何かやってと言われたので「福助堂」を友人の真野さんと始めました
もともとは骨董品屋として開いたんですけど、今は着物や布の方が全然多いですね
お店で販売している骨董品の一部
「ふうせんかずら」という「ホオズキ」に形が似ている緑の植物の種を使った布細工
こんなに種類があるお店は少ないので、色んな場所からお客さんが訪れてくれます
お店の奥の方にある作業場、ここで色んな商品が作られています
たまに外国の方もきてくれます、あと劇団をやってる人もきますね
布細工や着付けなどの教室を開いたりもしているそうです
こんなにでっかいもの運ぶの大変だよね
店に入れる時もわざわざ窓ガラス外してやっと入ったって感じでした
今はほぼ見かけることのない「階段箪笥(たんす)」42万円で販売しています
着物は着ていないと生地が痛んじゃうから、石油とかと同じで資源なんだよね
着物は資源なんだよね
すごい印象的な言葉を阿良田さんから聞きました
技術が進歩していく中でプリントの着物などが販売されていますが、
やっぱり布のちがいを感じるそうです
昔の着物に使われていたちりめんなどは今は作れなくなっています
その上でみんなに着物をもっと知ってもらい、着てほしいと思っています
「もっと着物を知ってほしい」
そんな着物への愛が溢れる「福助堂」さん
少しでも着物に興味を持っている人にはぜひとも訪れてほしい場所でした
働いている人
笑顔が素敵な人柄の良い阿良田さん。もともと着物が好きだったこともあり、友人の真野さんと共に「福助堂」を創業。
愛犬家でもあり、大きな犬を2匹連れていつも散歩をしている
「福助堂」店舗情報
店名:福助堂(ふくすけどう)
ホームページ:http://www.fukusukedo.net/
営業時間:11:00から17:00まで
※カフェは不定期で営業
定休日:日曜日、祝祭日(振り替え休日を含む)
住所:東京都北区東田端1-9-11
電話番号:03-3800-2288
アクセス:田端駅北口より徒歩6分程度、都バス【系統:端44】北千住駅前行き「東田端1丁目」バス停留所目の前
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